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Choosing Wisely(賢明な選択)

 
 Choosing Wisely(チュージング・ワイズリー)は、米国内科専門医機構(American Board of Internal Medicine:ABIM)財団が2012年に始めたキャンペーンで、「根拠が乏しいにもかかわらず実施されている過剰な医療行為をEBM
(科学的な裏づけ)の観点から見直す」という活動である。
 医療者と患者が、対話を通じて、
・EBMがあり
・すでに行われた医療とは重ならず
・害が少なく
・患者にとって真に必要な
医療(検査、治療、処置)の“賢明な選択”をめざす国際的なキャンペーン活動である。
 医学会はもとより、一般市民にもわかりやすく公開し、医療提供者と市民の間で相互に考え、過剰診療を減らそうといういわば‘草の根活動’である。現在は80の専門医学会が参加し、約500項目のリストが公開されるまでになっている。
 日本でもChoosing Wisely Japan が2016年に立ち上がり、抗菌薬の適正な使用や、健康で無症状の人々にPET-CT検査によるがん検診プログラムを推奨しないなどを広めている。
 医療の無駄や有害事象を減らす努力が必要であり、このキャンペーンは医療者と患者との会話を促し、より適切な医療環境を作り上げるための行動目標となっていく。