昭和36年11月に県内の病院長有志により設置された病院経営懇談会の例会において、病院の発展を期するため県下全病院の大同団結が必要との声が高まり、病院協会設立を呼びかけ、昭和37年7月1日設立発起人会・同月21日病院協会設立総会を開催し、107病院から成る岡山県病院協会が設立された。
　昭和52年11月、対外的活動の強化を図るため、社団法人設立の方針を決定して法人化の準備を進め、昭和53年3月25日、社団法人岡山県病院協会設立総会を開催し、岡山県知事に設立許可申請書を提出。同年6月15日に設立許可を受け、173病院（加入率92.5％）が参加する社団法人岡山県病院協会が発足した。その後、平成20年12月に実施された公益法人制度改革を受けて、平成24年4月1日に一般社団法人へ移行した。現在の会員病院は、１５６病院（加入率98.7％）となっている。

　岡山県病院協会は、岡山県内の病院の健全な発展と医療の充実を図り、県民の健康と福祉の増進に寄与することを目的とする。

この会の目的を達成するため、次の事業を行う。

(1)　医療の質の向上に関する事業
(2)　地域医療の充実と住民の健康増進に寄与する事業
(3)　病院のマネジメントに関する事業
(4)　医療のあり方に関する調査研究及び要望活動
(5)　病院事業に関する関係機関、関係団体等との連携協調に関する事業
(6)　医療従事者の教育研修及び福利厚生に関する事業
(7)　医療及び病院に関する広報、啓発活動
(8)　団体医師賠償責任保険等の保険料の集金
(9)　医療用関係図書の斡旋
　(10)　その他この法人の目的を達成するために必要な事業

理事会は年２回（以上）、常務会は毎月１回開催する。

• 理事会は、理事8名・監事3名で構成し、議長・副議長・顧問・常務執行役・特別参与・参与も出席する。
• 常務会は、原則として第３土曜日に開催する。理事8名・常務執行役17名・監事3名で構成し、議長・副議長・顧問・特別参与・参与等も出席する。

会議は、会長が主宰し、協会の運営等目的達成のための事業等について審議を行う。

　幹部会は、原則として常務会を開催する週の水曜日に開催する。
会長・副会長・専務理事・顧問・特別参与・事務長会代表幹事で構成し、理事・議長・副議長も出席する。
理事会提出案件をはじめ、協会の運営に関する事項について協議することとしている。

事務長会は、会員病院の事務長で組織する。役員として、幹事及び常任幹事を10支部より選出し、総会において代表幹事１名・副代表幹事若干名を選出する。常任幹事は参与を委嘱され病院協会理事会・常務会に出席する。幹事及び常任幹事は、各委員会の委員となり担当理事・常務執行役と共に活動の企画・推進を行う。事務長会の事業は幹事会において計画し、総会において決議され、実施する。
その主な事業は下記のとおりである。
（1）病院の日の県知事表彰・県保健福祉部長表彰の候補者の推薦
（2）県外病院合同見学
（3）病院実態調査(給与･労働条件、管理運営)
（4）経営管理研修会
（5）病院機能評価受審予備講習会
（6）人事院勧告内容報告（資料送付）