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 やさしい日本語

  「やさしい日本語」をご存じでしょうか。外国人が日本語を学ぶときに習う言葉です。
 外国人が日本で医療機関を受診しようと思うと、言葉の壁、文化の壁、制度の壁があります。言葉の壁は大きく、母国語との通訳がいつでも準備できるわけではありません。長期間在住していて、日常会話に困らない人もたくさんいます。しかし、医療用語は難しいです。
 難しい用語はわかりやすい言葉に言い換えましょう。尊敬語、謙譲語は避けましょう。漢語は聞き取りにくいので、和語を使いましょう。丁寧語を使うとよいですが、「お」や「ご」は付けないようにしましょう。擬音語や擬態語、「きちんと」「しっかり」なども使わない方がよいでしょう。「ズキズキしますか」でなく、「痛いですか」と聞きましょう。
 1文を短く。1つの文に複数の内容を入れない。そして、ゆっくり、はっきり話すのがよいでしょう。日本語は主語や語尾を省くことが多いですが、主語や語尾を入れて話すように意識しましょう。
 最初に「分からない言葉があったら、いつでも聞いてくださいね」と言っておくことも大切です。
 新しい言語を学ぶ必要はありません。外国人だけでなく、高齢者、子どもや障がい者にも有効です。翻訳アプリや通訳者とのコミュニケーションにも役立ちます。
 みんなで、やさしい日本語を学びましょう。