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 MaaS(Mobility as a Service 通称:マース)
R3.7月号
 MaaSは、バスや電車、タクシー、飛行機等、あらゆる公共交通手段による移動をひとつのサービスに統合し、ルート検索から支払いまでをシームレスにつなぐ概念です。現在、私たちは遠くに移動をするとき、地図アプリ等で行きたい場所へのルートを検索し、交通機関の専用サイトでチケットの予約や支払いをし、空港や駅から目的地までのタクシーをまた電話で予約する等、それぞれの移動手段ごとに違うサービスを使っています。MaaSのシステムを導入し、広げていくことで、たとえばこれらの工程をひとつのアプリで完結させることができるようになります。
 あらゆる移動がひとつのサービスに統合されることで、ユーザーの利便性を大幅に高めることができます。他にもMaaSによる移動の効率化や交通機関の積極的な利用により、都市部の渋滞緩和やCO2排出量削減等の様々なメリットが考えられます。
 日本において、政府が2018年に「未来投資戦略2018」を掲げ、自動運転の発展や交通機関同士の統合等に関する施策が盛り込まれています。現在は、公共交通機関や自動車メーカーを中心に様々な取組みが進められています。


 MCI(軽度認知障害)
H27.10月号
 MCI(Mild Cognitive Impairment)とは、健常者と認知症の中間にあたる症状で、認知機能(記憶、決定、理由づけ、実行など)のうち1つの機能に問題が生じてはいるが、日常生活には支障がない状態のことである。
 65歳以上の高齢者のうち認知症を発症している人は推計15%で、2012年時点で約462万人に上ることが厚生労働省研究班の調査で明らかになっている。認知症の前段階であるMCIの高齢者も約400万人いると推計されている。65歳以上の4人に1人が認知症とその“予備軍”となる計算である。
 MCIになると、本人または家族から記憶障害の訴えがあり、日常生活動作や全般的認知機能は正常であっても、同世代と比べても高度な記憶障害が存在するという。MCIを放置すると、認知機能の低下が続き、5年間で約50%の人は認知症へ進行すると言われている。
 しかし近年、MCIの段階で発見し、適切な対処を行うことによって、認知症の発症を防いだり、遅らせたりすることが可能なことがわかってきた。 食習慣を見直し、定期的な運動習慣で脳の生理状態を良好に保ったり、いろいろな人とコミュニケーションをとり、頭を使って行動したりすることで認知機能を重点的に使って、機能の改善や維持を図れるという。
 近頃、人の名前が思い出せない。親の認知症を心配するより、自分の予防が必要かと心配になってきた。


 NBM
H21.6月号
NBM(Narratve-Based Medicin)とは、物語にもとづく医療と訳されている。
 患者一人ひとりで文化が違い、病気や医療に対する価値観や態度が異なるように、ある症状を訴える患者の病気はその人だけのものであり、その訴えから医療者は単なる感染症やガンとして、EBMに則り客観的、科学的な方法のみで対応すると十分な満足が得られる医療が提供できていないことに陥りやすい。
 患者は一人ひとり育った環境や文化が大きく異なっていることを前提に置き、患者には一人ひとりの物語があると考え、また出会った医療者との関係でも一つの物語が進んでいると理解し、個々の患者の物語に耳を傾けて医療を進めて行く、患者の価値観の違いにも敏感に感受し、対応することが求められていくと思われる。


 NGN (Next Generation Network)
H22.7月号
 次世代電話通信網の総称。現在の固定電話網、インターネット網、携帯電話網を統合するだけでなく、放送網も含めて「通信と放送の融合」を目指す。技術的には、インターネット網で使われているIP(インターネットプロトコル)ネットワーク技術をベースに、サービスとして電話・映像送信などを統合したものを指す。
 簡単にいうと、今まで別々だったインターネットサービス用IPネットワークと電話サービス用の電話網を一緒にしたものである。
 将来は携帯電話、PDA、テレビなどによる通信ができることを目指している。
 居間のテレビでビデオ・オン・デマンドの映像を見ながらテレビ電話がかけられるシステム、ベットに敷いた測定器で計測した脈拍や呼吸数などの情報を介護センターに送信するシステムなど、現在実証実験を行っている。
  • *IP(インターネットプロトコル)
    • インターネットにおいて、情報の伝達を行うプロトコル(コンピュータ同士が情報交換するための通信規約)でありインターネットの基礎部分となる重要な役割を持つ
  • *PDA
    • 文字情報、音声画像を全てデジタル技術で統合し、通信機能をも備えた個人向けの情報端末
  • *ビデオ・オン・デマンド
    • 視聴者が見たい時に様々な映像コンテンツを視聴できるサービス

 NIPT(Non-Invasive Prenatal genetic Testing 新型出生前診断)
R4.5月号
 NIPTは、新型出生前診断のことで、胎児の染色体疾患の有無を検査する出生前検査法のひとつ。
 妊婦の出生前診断には、非確実的検査法として、超音波検査、母体血清マーカー検査、NIPTがあり、確定検査として羊水検査、絨毛検査がある。
 母親の血液の中には、一定の割合で胎児のDNAが循環していることが分かっており、NIPTは、母親の血液を採取することにより21トリソミー症候群(ダウン症候群)、18トリソミー症候群(エドワーズ症候群)、13トリソミー症候群(パトウ症候群)のいずれかであるか否かを高い精度で判定できる。
 胎児の染色体数的異常症を診断するためには、羊水検査や絨毛検査で胎児の細胞を直接分析することが必要であるが、流産を引き起こすなどの検査は一定の危険がる。その検査を受けるか否かを判断するためのスクリーニング検査としてNIPTは開発されたものである。
 NIPTの結果により、その後の妊娠生活や生まれた子供の育て方に大きな影響を及ぼす可能性がある。そのため検査を受けるか否かを判断する必要があり、検査を受ける前にこの検査に関する十分な説明(カウンセリング)を受けて、十分理解して検査を受けるか否かを判断する必要がある。
 日本医学会では、適切なカウンセリングを提供し、その後の様々な選択をサポートできる施設を認定している。しかし、この検査は採血のみで産婦人科の知識がなくとも簡便に実施できることから、不十分な体制の医療機関(無認可施設)でも実施していることが社会問題になっている。


 NST(Nutrition Support Team)
H16.9月号
 NST(栄養サポートチーム)は1970年米国のシカゴで誕生した医師、薬剤師、看護師、栄養士が集結し患者サイドに立って専門的な栄養チームの必要性を唱えたのが始まり。 1980年代に全米に広がり、他の欧米諸国に普及した。1998年6月鈴鹿中央病院で現藤田保健衛生大学外科学・緩和ケア講座の東口高志教授が日本初のNSTを設立。
栄養管理はすべての医療の基本であるという以下の考えに基づいている。
  • 栄養状態が不良であればいかなる治療も無効である。
  • 適切な代謝・栄養管理は症例の予後を改善する。
  • 不適切な栄養管理は予後を増悪する。

NSTの役割として
  1. 栄養評価→栄養管理が必要か否か判定
  2. 適切な栄養管理がなされているかをチェック
  3. よりふさわしい栄養管理方を指導・提言
  4. 栄養管理にともなう合併症の予防・早期発見・治療
  5. 栄養管理上の疑問に答える(コンサルテーション)
  6. 資材・素材の無駄を省く
  7. 早期退院や社会復帰を助ける
  8. 新しい知識の習得・志気の向上


 チームで患者中心の栄養管理することで患者にも病院にもスタッフにも満足度を上げることが出来る。日本静脈経腸栄養学会でNSTプロジェクトが展開されており2004年8月現在全国で272施設が設立されている。


 OCIT(岡山県クラスター対策班)
R4.4月号
 OCIT は、Okayama Covid-19 cluster Intervention Team:岡山県クラスター対策班です。岡山県では、医療機関や福祉施設において新型コロナウイルス感染症が集団発生した場合などに、速やかに感染拡大防止対策を講じられるよう、感染症対策に係る専門家チームやクラスターの発生要因等について分析を行う疫学チーム、現地でトリアージや無症状者・軽症者に対する医療の提供等を行う現地医療提供チーム、必要に応じ精神面の支援等を行う精神科医療チームを編成し、派遣する体制を整備しています。
 また、福祉施設や事業所などに対する感染予防対策への助言等を行うため、県を通じて、保健所、各自治体等からの依頼に応じ、事業所等への感染予防研修を実施しています。
 令和4年3月11日現在の活動実績は、クラスター(集団発生)発生時対応117事例、うち、現地医療提供チーム派遣9事例。感染拡大防止等での派遣39事例、予防研修等87事例となっています。岡山県クラスター班専門家活動累計は491名で、感染管理医師、感染管理認定看護師、疫学専門家などが活躍しています。各病院からも医師、看護師、調整員などが参加しています。

https://www.pref.okayama.jp/page/702604.html/ 2022.3.24