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医療法人社団 時正会 佐々総合病院 | |||
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佐々総合病院では、院是、その時代、この地域のニーズにマッチした医療を追及し、 質の高い医療、恕(おもいやり)のある医療を実践する。を理念・基本方針とし、病院 目標を次のとおり設定している。 (1) 患者様に公正な医療を提供いたします。 (2) 医師による説明と患者様の選択に基づく医療を進めます。 (3) 患者様のプライバシーを尊重いたします。 (4) 診療情報を患者様自身にお伝えいたします。 (5) より良い医療を実践するために研修、研鑚、向上に努めます。 以上の基本目標を実現するための具体的な取り組みや対策について、佐々理事長、 平塚病院長をはじめ各領域を担当する幹部職員の方から資料に基づきご説明をいた だいた。
理事長からは、病院の存在意義・医療の原点などから救急、特に小児救急に365日24時間実施の状況が説明された。病院長からは院是を日常的に実践することを職員に言いかけることが一番の使命、救急医療担当からは二次救急病院でありながら実態は一次救急対応が多く夜間診療所的な役割となっているとの説明があり、岡山県内の二次救急病院の実状と同じような状況と認識した。 説明終了後、質疑応答に入り、土井会長をはじめ参加者から多くの質問があり、幹部職員の方から適切な応答があった。主な質疑は次のとおり。 Q.院是の全職員への周知徹底は大変重要で組織の根幹と 考えているその状況はどうか。 A.院長から定例会議において最初に毎回アナウンス、かなり徹底 している。 Q.医療安全管理の周知徹底のやり方は。 A.統括リスクマネージャの下に3人のリスクマネージャが連携し、 研修・教育など工夫しながら取り組んでいる。 Q.職員に経営・運営の理解が重要とのことであったが、具体的には。 A.病院運営は全員参加が理想だがそうなっていない、部長以上に経営内容をデスクローズ、 全職員に決算内容を開示している。 Q.人事考課について。 A.情意、成績について評価し賞与に反映している。 予定時間を越えての見学となった。リーダーシップの重要性や医の原点など再認識させられ大変有益な視察であった。 病診連携室で、職員から説明を受ける見学者 |