平成19年度 県外病院合同見学 
―福井県内の3施設を見学―

訪問先
初 日:福井県済生会病院 (福井県福井市)
2日目:福井リハビリテーション病院 (福井県福井市)福岡内科クリニック(福井県坂井市)
 平成19年度県外病院見学は、7月19日(木)、20日(金)の2日間にわたり行なった。一行は土井会長を団長とする30名で、今回は地域連携の状況把握を主目的に、福井県内の3施設を見学した。

 初日は、福井県済生会病院を訪問した。病院幹部による概況説明の中で、三浦院長は、当院の運営は次の3つを柱とし、
  1. 急性期医療
  2. 予防医療(健診医療)
  3. がんの包括医療

 地域支援病院として地域医療の充実を図り、連携医とのネットワーク作りを進めていると話された。
 当院は、3年前に新築。外来は再編成して各ゾーンを重視し、健診センターは個人のニーズを重視するオーダーメード化していた。
 また、職員間の垣根を取り除くフラットな組織作りを目指し、働きやすい環境作りに努めているとのことだった。 

 2日目は医療法人穂仁会福井リハビリテーション病院と福岡内科クリニックを見学した。
 同病院は、医療・保健・福祉にわたる各種の施設を擁する大滝グループにおいて、療養型病床を受け持つ病院である。地域連携室を中心に、地域のニーズに沿っていかに他院からの受け入れ、また在宅の支援に努めているかを学んだ。
 最後に訪れた福岡内科クリニックは、地域連携に熱心な開業医で福岡院長から地域連携の下での医師、患者のあり方について意見を聞かせてもらった。特に福井県済生会病院とのスムーズな連携の様子は、今後の病診連携のあり方の参考となった。

 貴重な時間を割いて概略説明をはじめ質疑応答に終始熱心に対応していただいた3施設の職員の皆様に、深く感謝いたします。