平成16年度 県外病院合同見学 |
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包括医療供給体制を学ぶ ―福島県郡山市内の2病院を見学― 訪問先 財団法人太田綜合病院附属 太田西ノ内病院(初 日) 太田熱海病院 (2日目) |
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川崎専務理事を団長に一行24名で夏期恒例の施設見学を、7月15日(木)・16日(金)の2日間にわたり実施した。 太田綜合病院は、県のほぼ中央に位置する郡山市(人口約33万人)において関連施設まで含めると10もの施設を擁している財団法人である(下表参照)。同病院が展開している地域における「包括医療供給体制とは何か」を見学するため、このネットワークの中心となる、急性期を担う病院と慢性期に軸足を置いた病院の2病院を選んだ。 新潟地方が先日来の大雨で被害に遭っており、福島地方への影響を気にしながら岡山空港を立ち、羽田空港からバスで首都高速から東北道を経由し、定刻に太田西ノ内病院へ到着した。心配された天気も雨が少しパラついた程度で、却ってしのぎやすかった。 早速、太田理事長の歓迎のご挨拶と両副院長の説明の後、2グループに分かれて広範囲に展開する諸施設を精力的に見学した。施設見学を済ませてから、和やかな雰囲気の中で質疑応答の場を持っていただいた。 病院の正面玄関先で全員の記念写真を撮り、バスに乗り込んで2日目に見学する太田熱海病院の前を通って、宿泊地の磐梯熱海温泉に到着した。 2日目、ホテルのすぐ近くにある太田熱海病院へ到着。 太田院長の丁寧な歓迎のご挨拶の後、各担当の方から順次説明を受け、昨日同様、2グループに分かれて温泉を利用したユニークな施設を見学したあと、質疑応答の場を持って頂いた。 参加者一同、今回の見学目的である「地域における包括医療供給体制」の現状に触れ、大いに今後の病院経営の参考となった模様。 2日間に亘り、貴重な時間を割いて概況説明を初め質疑応答に終始熱心に対応していただいた太田綜合病院の皆様方に深く感謝しつつ、雨の降り出した中を職員の方に見送られながら病院を後にした。 猪苗代湖畔で昼食をとり、野口英世記念館に立ち寄った頃はバケツをひっくり返したような豪雨となった。せっかくの磐梯山が雨で拝めなかったのが少々心残りだったが、バスで羽田空港まで戻り、定時より若干遅れた最終便へ搭乗し、岡山空港へ21時過ぎに無事到着、それぞれ帰路についた。
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