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- 県外病院合同見学 2006愛知
- 東海記念病院
平成18年度 県外病院合同見学 |
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医療法人社団喜峰会 東 海 記 念 病 院
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東海記念病院は「私たちは、安心と喜びを感じていただける地域医療を実践します。 1、思いやりのある人間味豊かな病院 2、信頼のできる安全で安心な病院」の理念に基づき名古屋市のベッドタウンである春日井市高蔵寺ニュータウンに隣接する地で診療科目18科・総合リハビリテーションセンター・健康管理センターを擁する近郊型高機能病院である。 設立は昭和25年で、当初は名古屋市の中心地「中区丸の内」にあった。昭和60年代当時は現在ほど注目されていなかった総合リハビリテーションシステムを導入し、21世紀に対応する病院建築を掲げて平成元年に現所在地へ移転した。 平成12年に創立50周年の記念事業として、新しく健康管理センターを開設。社会的ニーズの高い「疾病予防」・「リハビリテーション」・「福祉介護」という包括的な医療体制を整えた。 施設見学では病院とは別棟のリハビリテーションセンター(体育館のイメージで約800㎡)の中で機能訓練・歩行訓練・階段昇降訓練・物理療法などを1フロアで実施されているのが印象的だった。リハビリスタッフは理学療法士19名、作業療法士9名、言語聴覚士2名、助手・事務6名の総勢36名である。回復期リハビリテーション病棟は平成12年8月から開設されており、リハビリテーションに対する地域の高い評価が窺えた。 今後の課題は、病床利用率90%を超える回復期リハ病棟と80%前後の一般病床の格差是正、新卒看護師の採用(離職率の低減)等であるという。重点項目としてリハビリテーションに次ぐ病院の特色である、病病・病診連携に注力をしており、回復期リハ病棟の対象患者さんの紹介についてはリハビリスタッフが紹介先の病院へ直接出向き症状の確認及び患者さん自身との面談を行うなどのきめ細かい連携を行っていた。 今後の自院での地域連携への取り組みとして参考となった。 (倉敷第一病院 事務部長 国政 準也) |